北朝鮮メディア「新型ICBM発射実験を行った」と報道
北朝鮮は24日、金正恩総書記立ち会いのもと新型のICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を行ったと報じました。
25日付の「労働新聞」は、北朝鮮が24日午後、新型ICBM「火星17」の発射実験を行ったと写真付きで大きく報じています。
発射の命令は金総書記が直接行い、高度6248.5キロまで上昇、1090キロ飛行し、日本海上の予定した水域に正確に着弾したと主張しています。また、通常より高い角度で発射したことも明らかにしています。
金総書記は「我が国家の安全を侵害しようとすれば、必ず対価を支払うことになる」と述べ、アメリカの軍事的な動きを徹底的に阻止する準備ができていると確信したと伝えています。
来月15日には金日成主席の生誕110年を控えていて、今後、核実験などさらなる軍事行動に踏み切る可能性もあります。