韓国 北が日本海に“ICBM発射”と発表
24日午後、韓国軍は北朝鮮が日本海に向けて飛翔体を発射したと発表しました。韓国メディアはICBM(=大陸間弾道ミサイル)と推定されると伝えています。
韓国軍は午後2時半過ぎ、北朝鮮が日本海に向けて未詳の飛翔体を発射したと発表しました。
飛距離など詳しい情報は明らかにされていませんが、韓国メディアは1発のICBM(=大陸間弾道ミサイル)を通常よりも高い角度で発射したなどと伝えています。
日本の防衛省も弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたとしています。北朝鮮による飛翔体の発射は今年だけで11回目です。
前回、先週16日には弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射したものの、高度20キロ以下で空中爆発し失敗したと分析されていました。
また、北朝鮮は、これとは別に先月と今月に2回、弾道ミサイルを発射し、偵察衛星の開発のための実験だと主張。
ただ、日米韓3か国は2年前に公開されたICBMのシステムの実験で、今後も発射を行う可能性があるとみて、警戒を強めていました。
沖縄にあるアメリカ軍の嘉手納基地では、24日、弾道ミサイルの観測能力を持つ偵察機「コブラボール」などが相次いで離着陸する様子が確認されています。