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北・金総書記が演説「自分の骨と肉を削ってでも人民の生活を考えるべき」

2022年3月1日 11:02
北・金総書記が演説「自分の骨と肉を削ってでも人民の生活を考えるべき」

北朝鮮の金正恩総書記は、朝鮮労働党の下部組織の幹部に向けて演説し、「自分の骨と肉を削ってでも人民の生活を考えるべき」と奮起を促しました。

1日付の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、先月28日までの3日間開催された、党の下部組織の幹部らを集めた「初級党書記大会」が閉会したと伝えました。

この中で演説した金正恩総書記は、「自分の骨と肉を削ってでも人民の利便性と生活を最大限考えることが初級党書記の基本姿勢である」と強調。その上で、「類のない苦難と試練を排除して、社会主義建設の新たな勝利を収めるための闘いで党が最も信じるのは、大衆の精神力」だと指摘し、党の決定を大衆の活動に反映させることが重要だと主張しました。

北朝鮮としては、国際社会からの経済制裁が続く中、金総書記が自ら演説することで、組織の引き締めを図る狙いがあるとみられます。

■写真:1日付「労働新聞」より