“反トランプ”チェイニー下院議員、大統領選出馬「検討」超党派の連携目指す
アメリカのトランプ前大統領を同じ共和党内から批判し、「反トランプ」の象徴的存在となっているチェイニー下院議員が17日、2024年の大統領選挙への出馬について、「検討している」と述べました。
チェイニー氏は、16日に西部・ワイオミング州で行われた11月の中間選挙に向けた共和党の予備選挙で、トランプ氏が支援した「刺客候補」に大差で敗れました。
敗北から一夜明け、NBCテレビの番組に出演したチェイニー氏は、2024年の大統領選挙への出馬の可能性を問われ、「検討している」と述べました。
チェイニー下院議員「ドナルド・トランプの大統領復帰を阻止するためには、どんなことでもする」「(大統領選出馬は)検討している。数か月以内に決断したい」
チェイニー氏は、「打倒トランプのため、共和党・民主党・無党派の幅広い枠組みが必要だ」とも述べ、超党派の連携を目指すことも明らかにしています。
チェイニー氏は、敗北が決まった直後の演説でも「予備選は終わったが、真の仕事が今始まる」などと語っていました。