インド洋のベンガル湾で発生したサイクロンが14日、ミャンマーに上陸し、少なくとも3人が死亡しました。通信が途絶えている地域もあり、被害は拡大するおそれもあります。

AP通信などによりますと、ベンガル湾で発生したサイクロンが14日、ミャンマーやバングラデシュに上陸しました。各地で地滑りや浸水などの被害が発生し、これまでに少なくとも3人が死亡しました。

衛星画像では、大きく渦を巻いてサイクロンが北上する様子が捉えられています。ミャンマーの気象当局は、中心付近の最大風速は時速209キロに達したとしています。

現地では、電波塔が倒壊し通信が途絶えて状況把握ができていない地域もあり、被害はさらに拡大する恐れもあります。