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ロシア軍、ウクライナ東部制圧目指し都市部への攻勢強める 市民に犠牲者も…

2022年4月16日 17:42
ロシア軍、ウクライナ東部制圧目指し都市部への攻勢強める 市民に犠牲者も…

ロシア軍は、ウクライナ東部の制圧を目指して15日も、砲撃などによって都市部への攻勢を強め、市民に犠牲者も出ています。また、南東部マリウポリでは、街の陥落を目指すロシア軍とウクライナ側との間で激しい戦闘が続いています。

ウクライナ北東部にある第2の都市・ハルキウでは15日、住宅地への砲撃があり、AP通信によりますと、少なくとも10人が死亡、35人がケガをしました。死者の中には7か月の幼児や15歳の少年も含まれているということです。

母親「娘のすぐそばで爆発が起きました」

娘「すぐ近くで爆発があって。逃げたらまた爆発して破片が飛んできました。そうしたら女の人が全身で私をかばってくれて…」

母親「大丈夫。泣かないで。もう終わったことよ」

また、ロシア軍が包囲する南東部の都市・マリウポリについて、ウクライナ国防省は15日、ロシア軍が侵攻開始以来、初めて、長距離爆撃機を使って攻撃したと発表しました。爆撃により、民間人の犠牲がいっそう増える心配があります。

さらに、街の産業の中心である製鉄所の周辺でも戦闘が続いているとみられますが、ウクライナ国防省は「ロシア軍は街を完全には掌握できていない」と述べるなど、ウクライナ側の激しい抵抗が続いています。

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、アメリカのCNNに対して、「ロシアとの戦争でこれまでにウクライナ兵2500人から3000人が死亡し、1万人が負傷した」と述べました。