ロシア軍、投入した“地上戦力”3分の1喪失か~英分析
イギリス国防省は15日、ウクライナに侵攻したロシア軍が「2月に投入した地上戦力の3分の1を失った可能性がある」との分析を明らかにしました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、東部ドンバス地方でロシア軍と厳しい戦いが続いていると述べました。
ゼレンスキー大統領「ドンバスの状況は非常に厳しいままだ。ロシア軍は何らかの戦果を示そうとしている」
ウクライナ軍も15日、ロシア軍が東部攻撃のために補給を行い、部隊の再配置を続けているとの見方を示しています。
こうした中、イギリス国防省は15日、「ロシアのドンバス攻撃は勢いを失い、予定より大幅に遅れている」との分析を明らかにしました。
さらに、「ロシアは2月に投入した地上戦力の3分の1を失った可能性がある」として、「今後30日以内に進軍速度を劇的に加速させることはないだろう」としています。