中国外務省「同胞がしっかり見ているだろう」台湾・蔡英文政権の対応を皮肉る
台湾が福島県産などの食品輸入を再開すると発表したことについて中国外務省は8日、「台湾の同胞がしっかり見ているだろう」と述べ、蔡英文政権の対応を皮肉りました。
中国外務省の報道官は会見で台湾の福島県産食品などの輸入再開について、「人々の生命や健康に関わる問題で民進党の当局が行った行為について、台湾の同胞はしっかりと見ている」と皮肉を交えて蔡英文政権の対応を批判しました。
中国政府はいまだに福島県産などの食品の輸入を禁じていますが、8日の会見では、「国民の健康や安全などのため要求にあわない食品の輸入を防止している」と述べ、対応を変える考えがないことを強調しました。