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米・フロリダ州の高校で銃乱射 男に終身刑

2022年10月14日 7:15

アメリカ南部・フロリダ州の高校で2018年に起きた銃乱射事件で、17人を殺害した罪などに問われた男に対し、陪審団は13日、仮釈放なしの終身刑とする評決を出しました。

この事件は2018年2月、フロリダ州パークランドの高校で、当時19歳だったニコラス・クルーズ被告が銃を乱射し、生徒14人を含む17人が死亡したものです。

第一級殺人などの罪に問われたクルーズ被告は、これまでの裁判ですべての起訴内容を認めていました。

事件が起きたのはバレンタインデーで、裁判では、クルーズ被告が「誰にも愛されていない気がして、その日を台無しにしたかった」と供述していたことも明らかになりました。

検察側は、「残虐で計画的な犯行だ」として死刑を求刑していましたが、13日の公判で、陪審団は、仮釈放なしの終身刑とする評決を出しました。

死刑とするには陪審員12人全員の同意が必要で、一部が同意しなかった形です。