戦場から戻すよう求め…ウクライナ各地で動員兵士の家族ら集会 複数メディア報じる
複数のウクライナメディアは12日、動員兵士の家族らが兵士を戦場から戻すよう求める集会がウクライナ各地で開かれたと報じました。
ウクライナのオンラインメディア「ストラナ」によりますと、ウクライナでは12日、動員された兵士の家族らが兵士の軍務を解くよう求める集会を各地で開きました。
ロシアからの攻撃を受けているオデーサなどでは、女性や子どもたちが小規模ながらデモ行進を行ったということです。
他のメディアも、首都キーウやジトーミル州でも集会が開かれたと報じ、別のメディアは、軍の元幹部へのインタビューを掲載して、「大多数の動員兵士が1年半以上にわたって戦闘任務に就いている。彼らを戻す仕組みがない」と制度の不備を指摘しました。
これを前に9日、ゼレンスキー大統領は、来年2月まで戒厳令と総動員令を延長することを決めています。