アメリカのバイデン大統領は10日、来年の大統領選挙に出馬する意向を改めて示しました。一方で正式な出馬表明については「まだ準備ができていない」としています。

10日、ホワイトハウスでキリスト教の復活祭「イースター」のイベントを開いたバイデン大統領は、NBCテレビのインタビューに対し、来年の大統領選挙に出馬する意向を改めて示しました。

バイデン大統領「最低でもあと3～4回はイースターのイベントに参加するつもりだ。5回かもしれない」「（大統領選に）出馬するつもりだ。でもまだ正式表明する準備ができていない」

バイデン大統領はこれまでもたびたび、来年の大統領選に再選を目指して出馬する意向を示していますが、正式表明はしていません。

アメリカメディアは、大統領は正式表明を急いでいないとしていて、CNNは「表明は春よりも夏になる可能性が高くなった」とする与党・民主党関係者の見方を伝えています。