オデーサ港をミサイル攻撃したとロシアが発表
ウクライナとロシアが穀物の海上輸送の再開に合意した翌日に、南部のオデーサ港が攻撃されたことをめぐり、ロシア国防省がミサイルで攻撃したと発表しました。
ロシア国防省は24日、高精度ミサイルでオデーサ港を攻撃し、ウクライナの軍艦とアメリカから提供された対艦ミサイル「ハープーン」の倉庫を破壊したと明らかにしました。
攻撃の前の日には、穀物輸送の再開に合意したばかりで、オデーサ港も積み出し港のひとつに指定されていました。
今回の攻撃についてゼレンスキー大統領は、「蛮行だ」としたうえでロシアが約束を守らないことを示していると批判を強めています。
ウクライナ側は、穀物の倉庫に被害はでておらず、輸送再開に向けた準備を続けるとしていますが、合意内容が履行され輸送が実現するか予断を許さない情勢となっています。