ウクライナ東部・ハルキウにロシア軍の無人機攻撃…6人死亡 新たな攻勢で主要目標か
ウクライナ東部・ハルキウで6日、ロシア軍の無人機攻撃があり、6人が死亡しました。ロシア軍の新たな攻勢で、ハルキウが主要な目標となるとの見方も出ています。
ハルキウ市長によりますと6日未明、集合住宅などにロシア軍の無人機攻撃があり、6人が死亡、10人がケガをしたということです。
ハルキウでは連日のようにロシア軍の攻撃にさらされていて、ロイター通信などによりますと、4日には、攻撃により発生した火災の消火活動中に新たな無人機攻撃があり、消防士3人を含む4人が死亡しました。
また、発電施設への攻撃も相次いでいて、ハルキウでは停電が頻繁に発生しているということです。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官はインタビューで、ロシア軍の次の攻勢が5月末から6月の初めに予想され、ハルキウが主要な目標になる可能性が高いとの認識を示しました。一連の攻撃は、その布石の可能性もあります。