ウクライナ南部オデーサにロシア軍の無人機攻撃、子供1人含む5人死亡 露第二の都市では高層住宅損壊
ウクライナで2日、ロシア軍による無人機攻撃が相次ぎ、南部のオデーサで3歳の子供1人を含む5人が死亡しました。一方、ロシア第二の都市でも無人機による被害が出ています。
ウクライナ非常事態庁は2日、南部の港湾都市・オデーサの集合住宅が無人機攻撃を受けたと発表しました。集合住宅18棟が損傷し、3歳の子供1人を含む5人が死亡、8人がケガをしたとしています。
ゼレンスキー大統領は、SNSで「ロシアの無人機による夜間攻撃だ」と非難しました。攻撃は北東部スムイ州やハルキウ州にもあったということです。
一方、ロシア第二の都市・サンクトペテルブルクでも、高層住宅が大きな爆発音とともに損壊したと、国営ロシア通信が2日、報じました。ケガ人はいなかったとしています。
ロシア当局は爆発の原因について言及していませんが、地元メディアは住民の証言をもとに、ウクライナ軍の無人機の墜落によって引き起こされたと報じています。