ウクライナ南部で乳児含む8人死亡…無人機攻撃相次ぐ ロシア第二の都市でも被害
ウクライナで2日、ロシア軍による無人機攻撃が相次ぎ、南部のオデーサで乳児1人を含む8人が死亡しました。一方、ロシア第二の都市でも、無人機による被害が出ています。
ウクライナ非常事態庁などによりますと、南部の港湾都市オデーサの集合住宅が2日未明、無人機攻撃を受けました。集合住宅18棟が損傷し、生後3か月の乳児や3歳の子供を含む8人が死亡、8人がケガをしたということです。
ゼレンスキー大統領はSNSで「ロシアの無人機による夜間攻撃だ」と非難しました。攻撃は北東部スムイ州やハルキウ州にもあったということです。
一方、ロシア第二の都市サンクトペテルブルクでも、高層住宅が大きな爆発音とともに損壊したと国営ロシア通信が2日、報じました。けが人はいなかったとしています。
ロシア当局は、爆発の原因について言及していませんが、地元メディアは住民の証言をもとに、ウクライナ軍の無人機の墜落によって引き起こされたと報じています。