ミャンマー民主派勢力、首都ネピドーの軍事施設を“無人機攻撃” クーデター以降“初”
NUG Ministry of Defence
ミャンマーで軍への抵抗を続ける民主派勢力の組織が4日、首都ネピドーの軍事施設を無人機で攻撃したと発表しました。3年前のクーデター以降、首都にある軍の施設が攻撃されるのは初めてとみられます。
民主派組織「国民統一政府」の声明によりますと、無人機で攻撃したのはネピドーにある軍の司令部と空軍基地の2か所です。
攻撃を実行したのは民主派の武装組織PDF=「国民防衛隊」の特殊部隊だとしています。
ミャンマーでは3年前のクーデター以降、特に国境地帯を中心に民主派勢力と軍との激しい戦闘が続いています。
厳重な警備体制が敷かれた首都の軍事施設が攻撃されるのは初めてとみられます。
一方の軍は、ネピドーの上空で合わせて無人機7機を撃墜したと主張しました。建物への被害はなかったとしています。