イスラエル軍 レバノン南部で無人機攻撃“ハマス重要メンバーを殺害”
レバノン南部でイスラエル軍による無人機攻撃があり、イスラム組織ハマスのメンバーが死亡しました。イスラエル軍は、「重要なメンバーを殺害した」としています。
ロイター通信などによりますと、イスラエル軍は13日、レバノン南部で、移動中の車を狙った無人機による攻撃を行いました。ハマスのメンバー、ハディ・アリ・ムスタファ氏ら2人が死亡したほか、近くをバイクで走っていたシリア人男性も死亡したということです。
イスラエル軍は、「テロ攻撃の責任者の重要なメンバーを殺害した」と主張しています。
こうした中、アメリカのブリンケン国務長官が会見し、パレスチナ自治区ガザ地区に海から人道支援物資を届けるための「海上回廊」の確保に向け、キプロスやイギリスなどとオンラインで会談したと発表しました。
航路が確立されれば毎日、200万食分の食料や医薬品、水などを届けることができるなどと強調しました。その上で、「支援物資を届ける最も効果的な方法は戦闘の一時休止だ。本当に強力な提案が今、テーブルの上にあるが、問題はハマスがそれを受けるかどうかだ」と述べました。