ウクライナ東部ルハンシク州めぐり戦闘が激化 避難し現地に残る家族と連絡取れない人も
ウクライナ東部ルハンシク州の制圧をめぐり戦闘が激化しています。東部から避難してきた人は現地に残る家族と連絡が取れなくなっています。
ロシア側に占領されたセベロドネツクから3月下旬に脱出したイヴァンさん。顔には自宅が攻撃された際に受けた傷が生々しく残っています。
イヴァンさん「(町が)どんどん廃虚になっていきました。6人の遺体を見ました」
ルハンシク州最後の拠点となっているリシチャンシクから避難した女性は、現地に残る祖母と全く電話がつながらず、小包を届けるボランティアがSNSにアップする動画でしか様子を確認できません。
ただこの1週間は安否が全くわからないということです。
リリアさん「私たちはとても心配しています。どうすればいいかわかりません」
避難所を管轄する区長「避難者はここでゼロから生活を再建しないといけません」
東部からの避難者たちは故郷にいる家族や友人の無事を願う日々が続いています。