ウクライナ東部・ルハンシク州の親ロシア派トップがNNNの取材に応じ、激しい戦闘が続いている要衝・セベロドネツクについて、「必ず制圧する」と強調しました。

ロシアのサンクトペテルブルクで開かれている経済フォーラムには、ルハンシク州の親ロシア派トップ・パセチニク首長も出席しました。パセチニク首長は、東部で焦点となっているセベロドネツクの状況について、次のように答えました。

パセチニク首長「アゾト化学工場はかなり強固な防備を施した。あそこには戦備を整えたウクライナのナチスは多いが、私たちは必ず制圧する」

その一方で、川を挟んだ対岸のリシチャンシクについては、「まだロシア側が入っていない」とし、ほかにも幾つかの集落が親ロシア派の支配下にはないと認めました。