米国 コロナ変異「XBB.1.5」感染者の7割以上に 最新推計
アメリカでは新型コロナのオミクロン株の変異ウイルスのひとつ「XBB.1.5」が、最新の推計で感染者の7割以上にのぼることがわかりました。
CDC(=疾病対策センター)によると、今月11日までの1週間で新規感染者に占める「XBB.1.5」の割合は74.7%と推計され、先週4日時点の65.9%から1週間で10ポイント近く増加しています。東部のニューヨーク州などでは95%を超えていてほぼ置き換わった形となっています。
CDCは先月25日、オミクロン株に対応した追加接種ワクチンは「XBB.1.5」の発症を防ぐ効果はおよそ4~5割だという調査結果を発表しています。