米議会でUFOなどに関する公聴会 元パイロットらが証言、政府に情報公開求める
アメリカの議会下院は26日UFO(=未確認飛行物体)などに関する公聴会を開きました。UFOを目撃したとする元パイロットらが証言し政府に対し、情報公開を求めました。
アメリカ政府はUFOなどをUAP=「未確認異常現象」として調査しています。公聴会には2014年にUAPを目撃したと証言する元海軍パイロットらが出席しました。
元海軍パイロット「(UAPの)目撃情報は珍しいことではない。日常的だ。軍や民間のパイロットはこれらの現象を頻繁に目撃している」
出席した議員や証言者らは政府がUAPに関する重要な情報を隠蔽していると批判し情報公開を求めました。ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は会見で「国防総省は、データを分析し、適切に処理している。いくつかの事例では、UAPが米軍の訓練に影響を与えていることは事実だ」と述べました。