ジャニーズ事務所の元所属タレントらがジャニー喜多川前社長からの性被害を訴えている問題に関連し、政府は、こどもや若者の性被害防止に向けた「緊急対策パッケージ」を取りまとめました。

パッケージには「男性・男児のための性暴力被害者ホットライン」の新設と、文化芸術分野でのトラブルなどの相談窓口の設置、それに雇用や師弟関係を利用した性暴力の取り締まりを強化することなどが盛り込まれました。

ホットラインは公認心理師などの人材を確保し、 9月中の開設を予定しています。

また、被害に遭っても性被害と認識することが難しい小学生や未就学児に向けては、プライベートゾーンなどの啓発キャンペーンを行うなどとしています。

政府は、来月から2か月間を「緊急啓発期間」と位置づけ、情報発信を強化していく方針です。