4回目“接種”開始 対象は免疫が低いとされる人 韓国
韓国は、14日から4回目のワクチン接種をスタートすると発表しました。接種対象は基礎疾患により免疫が低いとされる人などです。
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新規感染者が5日連続で5万人を超えている韓国。
14日から4回目のワクチン接種をスタートすると発表しました。接種対象は基礎疾患により免疫が低いとされる人など、およそ180万人です。
これまでに人口の57.3%が3回目のワクチン接種を終えている韓国。保健当局は、3回目の接種から時間が経過したため、療養施設などで集団感染が増加していて、重症化を防ぐためだと説明しています。
一方、およそ3週間後に迫った大統領選挙にも感染拡大の影響が出ています。
14日午後、投票時間を延長するための法案が国会で成立しました。その内容は、感染者など隔離対象者は、通常の投票終了後の午後6時から7時半の間に投票を行うというものです。
最新の支持率では僅差の戦いを見せている大統領選挙。感染拡大で思わぬ影響が出そうです。