クリミア半島とロシアをつなぐ橋でトラックが爆発 ウクライナ側「違法なものはすべて破壊」…関与には言及せず
ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ロシアが不法に占拠している北方領土について、「日本の領土だ」とする大統領令に署名しました。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領「ウクライナは日本の主権と領土の一体性を尊重することを確認した。ロシアの占領下にある北方領土も含んでいる」
ゼレンスキー大統領は7日、北方領土について、「日本の領土だと再確認する」との大統領令に署名しました。
また、ウクライナ議会は声明で、国際社会に問題の解決に向け対策をとるよう呼びかけています。
東部と南部で反転攻勢を続ける中、ロシアと北方領土問題を抱える日本に連帯の姿勢を示した形です。
こうした中、2014年にロシアが一方的に併合したクリミア半島とロシアをつなぐ橋で8日、爆発がおきました。
ロシアメディアによりますと、「クリミア橋」でトラックが爆発し、燃料タンクを積んだ貨物列車へと引火して火が広がったということです。
ウクライナ大統領府顧問は「違法なものはすべて破壊されなければならない」とSNSに投稿しましたが、ウクライナが関与したかについては言及していません。