ゼレンスキー大統領、仏米首脳と会談 新たな軍事支援を取り付け
ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、フランスのマクロン大統領やアメリカのバイデン大統領と次々と会談し、軍事支援を取り付けました。
フランスを訪問中のウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ウクライナに提供される兵器について、ルコルニュ国防相から直接、説明を受けました。
その後、マクロン大統領と会談し、マクロン大統領はフランス軍の戦闘機「ミラージュ2000」を提供することや、ウクライナ軍のパイロット、および兵士およそ4500人の訓練を行うことを発表。長期的に支援し続ける姿勢を改めて示しました。
マクロン大統領「ウクライナはフランスから必要な期間、必要な分だけ支援を受け取れます」
また、ゼレンスキー大統領は同じ日、アメリカのバイデン大統領とも会談しました。
バイデン大統領「資金援助について何週間も、何が起こっているか、わからなかったことをおわびする」
バイデン大統領はアメリカ議会で軍事支援の予算案を通すのに時間がかかったことを謝罪した上で、2億2500万ドル、およそ350億円の新たな軍事支援を行うことを発表しました。
防空迎撃ミサイルや高機動ロケット砲システム「ハイマース」の弾薬を提供するということです。