「どうか娘を取り戻して」 ハマスの“人質”家族が会見
イスラム組織「ハマス」の人質になっているとみられる女性の家族が17日午後、会見しました。
ハマスは、日本時間の17日未明、人質にとっているとする女性の映像を公開しました。
ハマスが拘束 “人質の女性”
「土曜日の夜明けに(ガザ地区に近い)スデロットでのパーティーから戻っていたところで連れ去られました」
女性は腕を負傷していて手当をうけている様子などが映し出され「治療をうけ、薬も提供してくれた」と語っています。
この映像についてイスラエルメディアは、プロパガンダに人質をつかっていると批判しています。
この女性の家族らが日本時間の17日午後、会見しました。女性の母親は「ハマスが彼女に言わせたいことを語っているように見えた。世界の皆さん、どうか娘を取り戻してください」と訴えました。
イスラエル側は199人が人質となっているとしている一方、ハマスは、200人から250人を人質にとっていると主張しています。