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米ブリンケン国務長官ら、首都キーウでゼレンスキー大統領と会談~ウクライナ大統領府顧問

2022年4月25日 6:31

ロシアのウクライナ侵攻から24日で2か月となりました。ロシア軍がウクライナ東部などを中心に攻撃を加える中、ウクライナの大統領府顧問は、アメリカのブリンケン国務長官らが首都キーウでゼレンスキー大統領と会談したと明らかにしました。

ロイター通信によりますと、ウクライナ大統領府の顧問はSNSで、アメリカのブリンケン国務長官とオースティン国防長官がキーウに到着し、ゼレンスキー大統領と会談したと明らかにしました。

アメリカ側からはまだ発表はありませんが、事実とすれば、バイデン政権の高官として侵攻後初めての訪問で、会談で武器供与などについて話し合われた可能性があります。

一方、ロシア軍はウクライナ東部と南部の完全な制圧を目指す方針で、攻勢を強めています。

侵攻から2か月の24日、キリスト教東方正教会の復活祭を迎え、ウクライナ各地では祈りが捧げられました。

兵士「戦いは終わらず、平和な街が砲撃されています。仲間が負傷し殺されていて、おそろしいことに子供までもが被害を受けています」

ロイター通信によりますと、東部ドネツク州の知事は24日朝にロシア軍による砲撃で2人の子供が死亡したと明らかにしたほか、ルハンシク州の知事も24日の砲撃で複数の市民が死亡したと述べています。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、翌日にロシアのプーチン大統領との話し合いを控えたトルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、アゾフスタリ製鉄所を含む南東部マリウポリからの市民の即時避難の必要性などを訴えました。エルドアン大統領は、ロシア側との交渉を支援する用意があると述べたということです。

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