アメリカ・ツイッター社の買収を提案した電気自動車大手テスラのイーロン・マスクCEOが、買収資金としておよそ6兆円を確保するメドが立ったことが明らかになりました。

アメリカ証券取引委員会が公表した資料によりますと、マスク氏はツイッター買収のため金融機関から総額465億ドル、日本円でおよそ6兆円を確保するメドが立ったとしています。

ツイッター社の株をすでにおよそ9％取得しているマスク氏は、調達した資金で、今の価値より1割ほど高い1株あたり54.2ドルでのTOB＝株式公開買い付けを検討しているということです。

ツイッター社は買収防衛策として、取締役会の承認なく個人などが株式の15％以上を取得した場合、有利な条件で株式を追加購入できる権利をマスク氏以外の株主に与える「ポイズンピル」の導入を発表しています。