露侵攻も協議 米中高官、ローマで会談へ
アメリカのバイデン政権は、安全保障を担当するサリバン大統領補佐官が、14日にイタリアのローマで、中国の外交トップ・楊潔チ政治局員と会談すると発表しました。ロシアのウクライナ侵攻についても協議するとしています。
アメリカ・ホワイトハウスの発表によりますと、サリバン補佐官と楊潔チ政治局員は、14日にローマで会談します。
ホワイトハウスは今回の会談で、両者が米中関係のほか、ロシアのウクライナ侵攻が地域や世界の安全保障に与える影響について議論するとしています。
そのサリバン補佐官は13日、NBCテレビの番組で、「中国だけでなく、全ての国に対し、ロシアを助けたり、制裁の抜け道を提供できると考えるようなら、さらなる対応措置をとることを明確にしている」と述べ、中国をけん制しました。
こうした方針を、中国にも直接伝えるとしています。
(※ 楊潔チのチは竹かんむりの下にがんだれと「虎」)