ミャンマー当局、拘束のイオン駐在員を起訴
ミャンマー当局に拘束されている流通大手イオンの駐在員、笠松洋さんが11日、コメの販売価格をめぐり違反があったとして起訴されました。
イオンの現地法人「イオンオレンジ」商品本部長の笠松洋さんは先月30日、現地のスーパーで軍の統制より高い価格でコメを販売したとして、ミャンマー当局に拘束されました。
現地の日本大使館によりますと、笠松さんは11日、消費者の保護を目的とする「生活必需品・サービス法」に違反したとして起訴されました。
有罪になると、最長で3年の禁錮刑などが科されます。
起訴を受け、日本大使館は「ミャンマー当局に対して早期解放を強く申し入れるとともに、所属企業と緊密に連携し、できる限りの支援を行っていきたい」としています。
また、イオンは「引き続き情報収集を続け、関係各所と連携しながら最善を尽くしていく」としています。