舞台版「となりのトトロ」ロンドンで再公演 イギリス演劇界で大きな反響
去年10月にイギリス・ロンドンで公開され大きな反響を呼んだ、スタジオジブリの映画の舞台版「となりのトトロ」の再公演が、21日から始まりました。
「となりのトトロ」は、映画の音楽を手掛けた久石譲さんがエグゼクティブプロデューサーを務め、イギリスの名門劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーと日本テレビの共同製作で去年10月に舞台化されたものです。
今年4月には、イギリス演劇界で最も権威のある「ローレンス・オリビエ賞」の最優秀作品賞をはじめ、最多の6部門を受賞するなど大きな反響を呼び、21日からロンドンで再び公演が始まりました。
観客「去年見たかったが、すぐ完売し、再演を待たなければならなかった。なので、とても楽しみです」
劇中では、日本語と英語でおなじみの楽曲が披露されていて、歌唱を担当する二宮愛さんが取材に応じ、再演の喜びを語りました。
二宮愛さん「(去年からの)変化と今までのものが、きれいに融合されパワーアップしている。本当に素晴らしい公演に戻ってこられたなと感動しています」
ロンドンでの再公演は来年3月までの予定で、チケットは完売に迫る勢いで売れているということです。