スーダンから外国人退避の動き加速 フランス大使館員の車列に攻撃、1人けが
軍と準軍事組織の武力衝突が続くスーダンでは、外国人の国外に退避する動きが加速しています。こうした中、フランス大使館員の車列が攻撃を受け、1人がけがをしました。
スーダンの準軍事組織RSF=「即応支援部隊」は23日、フランス大使館員の車列が攻撃を受け、1人がけがをしたと発表しました。この事態を受け、退避は中止されたとしています。
一方、アメリカは、スーダンに滞在していた大使館員とその家族およそ100人を国外に退避させました。アメリカ軍の大型ヘリコプターがジブチから隣国エチオピアを経由してハルツームに入り、救出したということです。
BBCは、イギリスもスーダンにいるすべての外交職員とその家族を軍が退避させたと報じていて、各国が自国民などの退避を進めています。