イギリス軍は14日、ウクライナの祝日の「ウクライナ防衛者の日」を迎えるのにあわせて、国内で実施しているウクライナ兵への軍事訓練の様子を新たに公開しました。

14日は、2014年のロシアによるクリミア併合を受けて、ウクライナで定められた「ウクライナ防衛者の日」という祝日にあたります。

ロシアによる侵攻が続く中、「ウクライナ防衛者の日」を迎えるのにあわせて、イギリス軍などによるウクライナ兵への軍事訓練の様子が新たに公開されました。

訓練では、イギリス軍に加え、カナダとニュージーランドの兵士も参加し、戦闘経験の少ないウクライナ兵が、実弾での射撃のほか、戦場での応急処置の方法や、銃の整備などを学びました。

イギリス軍は、今後数か月間としていた訓練の予定を延長し、来年以降も訓練を続けて、およそ2万人のウクライナ兵を訓練する方針です。

画像提供：イギリス国防省