「住民投票」終了 親露派が暫定結果発表「約9割が編入に賛成」
ウクライナ東部と南部で行われていたロシア編入に向けた「住民投票」が27日に終了し、親ロシア派は暫定結果として、約9割が編入に賛成していると発表しました。
東部・ドネツク州など4つの地域で行われていたロシア編入に向けた「住民投票」は27日、投票が終了しました。親ロシア派は暫定結果を発表し、約87%から99%がロシアへの編入に賛成したなどとしました。最終的な開票結果は、5日以内に発表されることになっていますが、「賛成」が大多数を占めるのは確実です。
「ルガンスク人民共和国」パセチニク首長「皆さんの団結でやっと住民投票が成り立った。 おめでとう。皆さんの繁栄を祈ります。きょうはありがとう」
プーチン大統領は「住民の決定を支持する」と述べていて、結果を受けてロシア併合に踏み切る考えです。併合に向けた関連法案について、ロシア連邦議会の議長は27日、「10月4日に検討する用意がある」と述べています。