ウクライナ4州で露編入の住民投票「最終日」 ルハンシク州知事「茶番の住民投票…」「買い物にきた客も投票させられる」
ウクライナ東部と南部の4つの州で行われているロシア編入の是非を問う住民投票は27日、最終日を迎えました。
国営ロシア通信はこれまでの投票率について、東部ドネツク州とルハンシク州では80%を超え、南部ザポリージャ州とヘルソン州でも60%以上にのぼったとしています。
一方、ルハンシク州知事はウクライナメディアに対し、「茶番の住民投票が実施できるよう武器を持った人々が巡回している」「スーパーに買い物にきた客も投票させられる」と訴えています。
こうした中、ロシアと隣接するジョージアの国境付近ではロシアから出国を目指す人々の長い車列ができています。
ウクライナメディアによりますと、ジョージア政府は26日から徒歩での入国も認めているということで、入国まで9時間待ちのケースもあるとしています。