戸別訪問でロシア兵が“投票強要”と批判 ロシア編入問う“住民投票”に
ロシア編入の是非を問う住民投票をめぐりウクライナ側は、投票を促す戸別訪問に武装したロシア兵が同行し、住民に投票を強要していると批判しています。
ロシアへの編入の是非を問う住民投票は、東部ドネツクや南部ヘルソンなど4つの州で行われています。
このうち南部ザポリージャ州エネルゴダル市の市長は23日、戸別訪問に同行しているロシア兵が銃で投票用紙を指し示すなどして投票を強要していると批判しました。
また、ウクライナの情報当局も住民が生活物資の支援とひきかえに投票を強いられていると指摘しています。
ゼレンスキー大統領「世界はこの偽りの住民投票について必ず正当に反応し、明確に非難するだろう。これは民衆への犯罪である」
G7=主要7か国の首脳も23日声明を出し「偽りの住民投票を行いロシアに併合するための口実を作ろうとしている」などと批判しています。