旅客機で「技術的な問題」が発生、激しい揺れ…50人手当て、12人搬送、1人重体
オーストラリアからニュージーランドに向かっていた旅客機で11日、機体が激しく揺れる「技術的な問題」が発生し、およそ50人が空港で手当てを受けました。このうち12人が病院に運ばれ、1人が重体だということです。
トラブルがあったのは、南米チリの航空会社・ラタム航空の旅客機で、オーストラリアのシドニーからニュージーランドのオークランドに向かっていました。
地元メディアによりますと、飛行中に「技術的な問題」が発生し、機体が激しく揺れたということです。
乗客は「機体が急降下し、乗客らが座席から投げ出された。天井には血がついていた」などと話しています。
旅客機はオークランドの空港に無事着陸しましたが、乗客乗員およそ50人が駆けつけた救急隊員の手当てを受け、このうち12人が病院に搬送され、1人が重体だということです。
ラタム航空の機体はボーイング787ドリームライナーで「技術的な問題」の詳細や原因はまだ分かっていません。