インドネシアで歓迎……両陛下、21年ぶり「国際親善訪問」 “サプライズ好き”ジョコ大統領運転の「ゴルフカート」で移動も
天皇皇后両陛下が、21年ぶりとなるお2人そろっての「国際親善訪問」でインドネシアを訪問中です。日本時間19日はジョコ大統領夫妻らの歓迎を受け、国賓として行事に出席されました。大統領が運転するゴルフカートで植物園に案内される場面もありました。
インドネシアを訪問中の天皇皇后両陛下は日本時間19日夜、日本とゆかりのあるインドネシアの人たちと懇談されました。国際親善を目的とした外国訪問は即位後初。お2人そろっての国際親善訪問は2002年以来、21年ぶりです。
前回はニュージーランドとオーストラリアを訪問されたお2人。当時、皇后さまはオーストラリア・シドニーでウォンバットの赤ちゃんを抱き、「They are lovely, so fluffy!(かわいくて、とてもふわふわしていますね!)」と答えられました。
そして今回のインドネシア訪問。3日目の日本時間19日、色とりどりの民族衣装姿の人々が「インドネシアへようこそ!」と旗を振って歓迎する中、両陛下はジョコ大統領が執務を行うボゴール宮殿で、大統領夫妻の出迎えを受けられました。
皇后さまも笑顔であいさつを交わし、両陛下は国賓として歓迎行事に出席。その後両陛下は、宮殿内で大統領夫妻と植樹式に臨み、苗木を植えられました。
サプライズ好きともいわれるジョコ大統領。植樹式の後にはゴルフカートへ案内し、大統領自らが運転しました。急きょ隣接する植物園へ、両陛下を案内することになったということです。
(6月19日『news zero』より)