グアテマラ大統領選挙 中国との経済関係強化を訴える中道左派候補が当選確実に
台湾と外交関係のある中米グアテマラで20日、大統領選挙の決選投票が行われ、中国との経済関係の強化を訴える中道左派の候補が当選を確実にしました。
グアテマラの選挙管理当局によりますと、開票率99%で中道左派のベルナルド・アレバロ氏が58%を得票し、対立候補のサンドラ・トーレス氏は37%で、地元メディアはアレバロ氏の当選確実を伝えました。
台湾と外交関係を持つ国の中で、グアテマラは最大の経済規模です。アレバロ氏は地元メディアの取材に対し、台湾との外交関係を維持した上で、中国との貿易を「拡大する必要がある」などと中国との経済関係の強化を訴えていました。
任期は来年1月14日から4年間で、今後の台湾外交にどう影響するのか、注目されます。