中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領の首脳会談が18日、北京で行われました。会談冒頭では両国の結束を強調する発言が相次ぎ、アメリカをけん制しています。

習近平国家主席「中露両国の政治的な相互信頼は絶えず深まっていて戦略的な協力は綿密かつ効率的だ」

プーチン大統領「現在の困難な状況では緊密な外交政策の協力が特に必要だ。それは我々が行っていることだ。きょうはすべてを話す」

習近平国家主席とプーチン大統領の首脳会談は日本時間18日午後1時前から始まり、ロシアメディアによると、2人きりで話し合う機会も設けられたということです。

会談では習氏がプーチン氏を「古い友人」と呼び、「中国はロシアとともに大国の責任を果たす」と述べ、重ねて結束をアピールしました。

また、イスラエル・パレスチナ情勢でも議論したとみられますが、対立するアメリカに対抗する上で、この問題でも連携を確認した可能性があります。