ハマス指導者ハニヤ氏の葬儀行われる イスラエル首相「困難な日々が待ち受けている」
イランで殺害されたイスラム組織ハマスの指導者、ハニヤ氏の葬儀が1日、首都テヘランで行われました。
イランの首都テヘランで行われたハニヤ氏の葬儀では、最高指導者ハメネイ師が自ら祈りを捧げました。その後、ハニヤ氏らの棺を載せた車が市内をゆっくりと行進し、沿道に集まった大勢の参列者が写真などを掲げ、死を悼みました。
一方、ハニヤ氏が殺害された状況についてハマス幹部は、ハニヤ氏がいた部屋にロケットが直撃し、窓や壁が吹き飛ばされたと説明しました。その上で、「イスラエルは代償を払わなければならない」と警告しました。
イスラエルに対しては、イランのハメネイ師も「報復はイランの義務だ」とする声明を発表しています。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は演説を行い、ハニヤ氏の殺害には言及しなかったものの「今後、困難な日々が待ち受けている」と述べた上で、あらゆるシナリオを想定し、「我々に対するいかなる攻撃にも重い代償を支払わせる」と、けん制しています。