円安ドル高進み…一時1ドル127円台 約20年ぶり
18日のアメリカ・ニューヨーク外国為替市場では円安ドル高が進み、一時1ドル127円台まで値下がりしました。1ドル127円台となったのは2002年5月以来約20年ぶりです。
アメリカはインフレ対応策として先月、ゼロ金利政策を解除し、利上げに踏み切ったのに対し、日本は金融緩和策を続け、低金利を維持しているため、円を売ってドルを買う動きが強まっています。
市場関係者は、「日銀が金融政策を変更するなどの動きが見えるまでは円安傾向はしばらく続き、130円台まで円安が進む可能性がある」としています。