米石油大手「エクソンモービル」 ロシアでの石油・天然ガス開発事業からの撤退を発表
アメリカの石油大手「エクソンモービル」は1日、ロシアでの石油・天然ガス開発事業から撤退すると発表しました。
ロシアによるウクライナ侵攻を受けてロシアでの事業からの撤退を表明する企業が相次いでいます。
「エクソンモービル」は1日、極東サハリン沖で行っている石油・天然ガスの開発プロジェクト、「サハリン1」から撤退すると発表しました。
「エクソンモービル」は声明で、「ウクライナの国民を危険にさらすロシアの軍事行動に遺憾の意を表する」としています。
また、今後、ロシアでの新たな開発には投資しない方針だということです。
「サハリン1」には、日本政府や伊藤忠商事、丸紅などが出資する「サハリン石油ガス開発」も参加していて、「関係者と対応を検討していく」としています。
ロシアでのエネルギー事業ではイギリスの石油大手「BP」や「シェル」も撤退を表明しています。
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