北朝鮮による拉致問題について考える全国集会が金沢市内で開かれ拉致被害者らの家族が一刻も早い解決に向け協力を呼びかけました。

金沢市内で開かれた政府などが主催する「拉致問題を考える国民の集い」。

拉致問題担当大臣を兼ねる林 官房長官は「認定の有無に関わらずすべての拉致被害者の1日も早い帰国を実現すべく全力で取り組む」とあいさつしました。

拉致被害者、横田めぐみさんの弟・拓也さんや1963年に能登沖で行方不明となった寺越昭二さんの長男・寺越昭男さんと三男・内田美津夫さんが壇上に立ち問題の早期解決を訴えました。

寺越昭男さん：
「寺越事件はことしで62年目ですか。家族も本人も高齢化していると思うんでなんとか早期に解決してもらいたいと思っています」

寺越さんと内田さんは先週、石破総理と面会し拉致認定と遺骨の返還、そして真相究明を求めたということです。