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2022年2月24日 21:26

まもなく“衣替え” プロに聞く「冬物衣類の洗濯・収納」のポイント

まもなく“衣替え” プロに聞く「冬物衣類の洗濯・収納」のポイント

今週末から全国的に気温が上がり、3月下旬並みの暖かさになるところもある見込みです。季節の移り変わりとともに装いも変わりますが、春が来る前のいまのうちに準備できる冬物衣類のケアについて取材しました。

   ◇

まもなく3月ですが、暖かな陽気になるにつれ、準備が必要になってくるのが衣替えです。

街の人
「(衣替えは)そろそろかなと思っています」

「もうちょっと服も薄手のもの、春先のものに替えようかな」

衣類の冬じまい。ただ、心配な点もあります。

街の人
「ダウンジャケットは1回洗濯機で洗濯して失敗したことがあるので。中の綿がもう塊になってて、フニャフニャみたいな感じでもう着れなかったです」

お洗濯マイスターの資格を持つ、いわゆる“洗濯のプロ”に冬物を上手に洗濯するコツを聞きました。

まず、ニットやセーターを洗う場合、最初に必ず行わなければならないのは、洗濯表示の確認です。

ライオンお洗濯マイスター 大貫和泉さん
「洗濯桶に『×』のマークが付いていなければおうちで洗うことができます」

確認できたら、ニットを洗濯ネットにたたんで入れます。そして、洗濯機に入れて回すのですが、『標準コース』で洗ってはいけないといいます。

大貫さん
「洗濯機の『標準コース』で洗ってしまいますと、ニットが縮んでしまう場合がありますので、必ず『弱水流コース』や『手洗い(コース)』で優しく洗うというところが必要」

弱い水流で優しく洗うことで、縮んだりすることが防げるといいます。さらに使用する洗剤についても、大貫さんは「形崩れ防止・毛玉防止効果のある “オシャレ着用洗剤”を使うのがおすすめ」だと言います。干すときも、黄ばんだりしないよう陰干しするのがポイントだということです。

次にダウンジャケット。家で洗濯ができるものの場合はスポンジに薄めた洗剤液を含ませ、汚れた部分を軽くたたいて洗う前に処理します。

「おしゃれ着洗剤」を使って洗うということですが、洗濯機を洗濯桶代わりにするなどして、優しく押し洗いすることが重要だといいます。

ライオンお洗濯マイスター 大貫さん
「洗濯機で洗ってしまいますと、ダウンジャケットが水に浮いて汚れが十分に落ちないことがありますので、優しく手洗いすることがポイント」

その後、約1分、軽く脱水して陰干しし、そして「少し乾いてきたら、両手に挟んで、下から上にたたき上げるとふっくらと仕上げることができます」とのことです。

   ◇

衣替えでは、洗濯以外の悩みも聞かれました。

街の人
「明らかに虫と思われる穴で、タンスの隅に虫の死骸がありました」

収納での虫食いの心配です。虫食いの被害にあわないようにするには、どのようなポイントがあるのでしょうか。

エステー防虫・衛生事業部 飯田寛子さん
「綿埃などがありますと、そこに卵、衣類害虫が卵を産み付けて、そのまま衣類を食べてしまう原因になるので、まずは収納ケースの中身を掃除していただくんですけど」

特に収納ケースの四隅はほこりなどがたまりやすいため、しっかりから拭きすることが重要だといいます。

また、衣類をケアする防虫剤の使い方についてもポイントがありました。

エステー防虫・衛生事業部 飯田さん
「衣類の量が非常に大事になります。たくさん詰まっていると薬剤が行き届かなくなるので、クローゼットの場合、少し隙間があるような衣類収納にしていただくというのが大事になります」

クローゼットの大きさにあわせて複数使う場合は、なるべく等間隔で使用すると効果的だといいます。

収納ケースに入れて使う場合は、置く場所がポイントです。

エステー防虫・衛生事業部 飯田さん
「衣類の上に置いていただくのが、使い方になります。防虫剤なんですけど、成分が空気より重くなっております。上から下に成分がき散される形になりますので」

下に置いてしまうと、上にある衣類に防虫剤の成分が行き渡らない可能性もあるため、気をつけてほしいということです。