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取れたてイチゴがクレープに!余ったイチゴでビール作り!最新のイチゴ狩りを後藤楽々キャスターが取材!

2023年2月15日 14:22
取れたてイチゴがクレープに!余ったイチゴでビール作り!最新のイチゴ狩りを後藤楽々キャスターが取材!

1月から2月にかけて美味しい時期を迎える果物のイチゴですが、実は今、環境に配慮した新しいイチゴ狩りの施設が続々オープンしています。食品ロスやSDGsが叫ばれる中、新たな試みで始められた最新のイチゴ狩りとは? 後藤楽々キャスターが取材しました。

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まず訪れたのは、千葉県八千代市にある京成バラ園のイチゴ狩り「オズの国のストロベリーハント」。イチゴはバラ科の果物ということで、こちらのバラ園ではバラを育てる際のノウハウをイチゴの栽培に活かしているそうです。スッキリとした甘みが特徴の「あきひめ」など4種類のイチゴを摘むことができます。

そして、ビニールハウスの外にあるキッチンカーでは、採れたてのイチゴを丸々2個使った竹炭入りのクレープも販売。自分で摘んだイチゴをトッピングしてもらうこともできます。早速、注文した後藤キャスター、食べてみると…。

後藤楽々キャスター
「イチゴジュースくらい果汁がすごい。イチゴと生クリームの組み合わせは最強!んー、幸せ」

新鮮なイチゴの味を堪能できたようです。去年始まったばかりのこちらのイチゴ狩り、実はある方法でイチゴを栽培しているんです。その方法を園長に聞いてみると…。

オズのイチゴ園・武内俊介園長
「普通の農園では花の交配にハチを使うことが多いんですが、この農園ではハエを使っています」

こちらでは、無菌状態で育成されたハエで受粉しているそうで、出来上がるイチゴはハチが受粉したものと変わりがないといいます。なぜハチではなくハエを利用しているのかというと、ハエはハチが苦手とする寒い時期にも活動することができ、冬の時期は、電力消費の削減にも一役買っているからなんだそうです。意外な節電効果があるのですね。

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続いて千葉県山武市から。2年前にオープンした農園「ありのみファーム」。テニスコート8面分の面積でイチゴを栽培し、10種類のイチゴが食べ放題になります。そして、併設のレストランで提供しているのは、なんと、イチゴのビール!市内にある20以上の農園のイチゴを使ったもので、氷の代わりにフローズンのイチゴも入っています。一口いただいてみると…。

後藤楽々キャスター
「飲んだ瞬間は、きりっとしたザ・ビール。その後にイチゴの優しい風味が口の中で広がっていきます。お肉とかガッツリした食事に合いそう」

去年から発売を開始した、このイチゴビール。実は形が悪くて売り物にならなかったり、採れすぎて行き場のなくなったイチゴを使っていて、ネットなどでも購入できます。

アサヒユウアス・小室麻里菜さん
「(全国で)たくさんのイチゴが取り残されていることを知ってもらい、(イチゴの)次の活用先が見つかるきっかけになれば」

続々とオープンする新しい形のイチゴ農園。皆さんも旬の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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