×

ラグビーW杯企画・対戦国のグルメを食らえ!サモア&アルゼンチン編

2023年9月28日 16:17
ラグビーW杯企画・対戦国のグルメを食らえ!サモア&アルゼンチン編

フランスで開催されるラグビーワールドカップ2023。今回は、日本のいる1次リーグD組の中から、サモアとアルゼンチンの名物グルメを特集します。後藤楽々キャスターの取材です。

まずは南太平洋の島国サモア。戦いの前に披露する”シヴァ・タウ”やパワフルな走りと獰猛なタックルが持ち味。そんなサモアのパワーの源とは?教えてくれるのは、駐日サモア独立国大使です。

ファアラヴァアウ ペリナ ジャックリーン シラ‐ツアラウレレイ駐日サモア独立国大使
「今日紹介するのは"オカ"」

オカとはサモア語で、「生の魚を食べる」という意味。ココナツクリームに、マグロやキュウリなどが入った、日本人にとっての"おにぎり"のような定番料理だと言います。

ファアラヴァアウ ペリナ ジャックリーン シラ‐ツアラウレレイ駐日サモア独立国大使
「日曜日といった家族が集まる日のランチに食べたりしますオカはとても人気です」

材料のポイントはマグロ。 実は、サモアでも豊富に水揚げされていて、良質なタンパク質が、豊富に含まれている、パワーフードなんだそうです。 そんな「オカ」の作り方を、大使館職員のニコさんに教えてもらいました。

オカの材料(5~6人前)
・マグロのサク3つ
・タマネギ1個
・レモン1個
・小ネギ5本
・キュウリ3本
・ココナツミルク1.2L
・トマト3個

作り方
①トマト・キュウリ・マグロを角切りにする。タマネギはみじん切り
②マグロにレモンを搾る
③ココナツミルクに野菜・マグロ を入れ、混ぜ合わせる 
④塩コショウで味付けをして完成

マグロには、レモンを搾るのがポイント。臭み消しにもなり、爽やかな味わいに仕上がります。

後藤楽々キャスター
「うん! 野菜のシャキシャキ感と か マグロのうまみを残しつつほんのり甘いココナツミルクが包み込んでくれるサモアのみなさんが大好きなオカを食べながら、サモア対日本戦を見ましょう! どっちが勝つかな」

大使館職員ニコさん
「分からないなぁ~!」

◇◇◇

続いては、強豪アルゼンチン。正確なキックと激しいプレースタイルで世界一を狙います。

そんな、アルゼンチンのパワーの源を求めてやってきたのは、東京都内で20年以上続く、アルゼンチン料理店のコスタ・ラティーナ。そこで出てきたのは…

コスタ・ラティーナ店主前浜 ディエゴさん
「アサードです」

後藤楽々キャスター
「え!こんな大きいお肉!?」

現地の公用語スペイン語で"焼く"という意味の「アサード」。肉の量はなんと500グラム。これだけの量が、アルゼンチンでは1人前だと言います。

後藤楽々キャスター
「んん~!! 肉肉しい! うまみがすごいです。じゅわ~んって広がっていきます」

コスタ・ラティーナ店主前浜 ディエゴさん
「よく食べるというか 毎日」

アルゼンチンでは、畜産業が盛んで、実は一人当たりの牛肉の年間消費量が36.8キログラムと世界一。その量は、日本の約5倍にもなります。炭火でじっくり焼くのが、アルゼンチン流。余分な油を落として、うま味をギュッと閉じ込めます。肉の味を生かすため、味付けは塩コショウと至ってシンプル。

後藤楽々キャスター
「アルゼンチンと日本どっちを応援してくれる?」

コスタ・ラティーナ店主前浜 ディエゴさん
「それは当たり前じゃないですか。アルゼンチンに決まってるでしょう。結果もわかっているし!」 

後藤楽々キャスター
「結果分かってない、分かってないよ! まだ!」

ラグビーワールドカップ2023。対戦国のソウルフードを、知って、食べて、応援しましょう。