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布団の“丸洗い” が人気 敷き布団も可能に… 衛生意識高まり

2022年2月14日 21:49
布団の“丸洗い” が人気 敷き布団も可能に… 衛生意識高まり
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、衛生に対する意識が高まっていて、寝具などを手軽に“丸洗い”したいという人が増えています。また、環境に配慮した、新たなクリーニングサービスも始まっています。

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都内のコインランドリーで、感染拡大により、最近、需要が高まっているというのが、布団の“丸洗い”です。

TOSEI東京支社 井出建一郎支社長
「特に最近、衛生に対する意識が高まっている中、 敷き布団洗い・お布団洗い、利用される方が多くいらっしゃっています」

敷き布団の丸洗いも、人気が高まっているとのことですが、これまでは洗えませんでした。

井出支社長
「敷き布団は従来洗えない理由の一つとしまして、綿が片寄ってしまうということがありました」

そのため、ランドリー機器メーカー、TOSEIでは、「敷き布団洗い専用のモード」を搭載。回転を一定方向にすることで、その問題を解消したといいます。

さらに、敷き布団専用の乾燥機もありました。山型になった部分に敷き布団をセッティングし、バンドで固定。あとは乾燥機に入れるだけ。作業が完了し取り出してみると、ふかふかになっていました。

また、衛生に対する意識の高まりから、このメーカーでは、タッチパネルを非接触型にするなどして、対応しているということです。

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“丸洗い”ニーズの高まりに対応する動きは、寝具そのものにもきていました。

老舗メーカー、西川商品が販売しているのは、コインランドリーで洗える羽毛布団。このメーカーではこれまで、羽毛布団を洗うことを推奨していなかったといいますが――

西川商品第1部 杉浦真也さん
「こちら六角形になっております。六角形にすることによって、コインランドリーで乾かすときに、羽毛がよく動いて、乾きやすい構造になっています」

キルトを六角形にしたり、通常の四角形よりもサイズを大きくしたりすることで、角に羽毛がたまりづらくなり、だまにならず、乾かすことができるといいます。

杉浦さん
「想定の倍ぐらい反響いただいてまして」

また、生地には洗っても羽毛が吹き出しにくいものを採用。コインランドリーでの洗濯を可能にしたということです。

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ニーズが高まる“丸洗い”する動き。

先月、原宿にオープンしたアディダスの店舗で行っているのは、スニーカーのクリーニングです。

アディダスジャパン リテールディレクター 山科香樹さん
「意味合いとしては、お気に入りのスニーカーをより長く履いていただく、サステイナビリティの一環としてとらえているので」

スニーカーを長く使ってもらえるよう、環境に配慮したこのサービス。無料のものもあるということで、体験させてもらいました。

まずはブラシを使って靴の表面の汚れを取ります。その後、クリーナーで表面を磨くと、わずか5分ほどで、ずいぶん白くきれいになりました。

山科さん
「クリーニングを体験していただくことで、サステイナビリティの意識が、より高まっていくというところにつながれば」

このサービスは、アディダス以外のスニーカーでも対応しているということです。
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