ハロウィーンの新たな聖地に 没入型テーマパークの初イベントを取材 リピーターも
10月のイベントといえばハロウィーンです。今年オープンした“没入型テーマパーク”の初めてのハロウィーンイベントを取材すると、観客を楽しませる様々な仕掛けがありました。
後藤楽々キャスターが訪れたのは東京・江東区にあるテーマパーク『イマーシブ・フォート東京』です。
後藤楽々キャスター
「今、オープン20分前なのですが、もう行列ができています」
取材した日は平日にもかかわらず、開場を待つ多くの人たちが。今年3月にオープンしたこの“没入型テーマパーク”。館内では目の前でキャストによる様々なパフォーマンスが行われていて、観客はただ単に体験するだけではなく、その世界観に没入できるのが特徴です。
そしてこの時期、観客の中にはハロウィーンの仮装をして楽しむ人も。こちらの施設では9月中旬からハロウィーンのイベントをスタートさせました。それにはこんな狙いがあるといいます。
株式会社刀 エグゼクティブ・ディレクター 久保田真也さん
「東京にはなかなか今、ハロウィーンを思い切り楽しめるところが少なくなってきている。新しいハロウィーンの聖地だとみなさんに呼んでいただけるものを目指して頑張っています」
観客を没入させるためにいったいどんな仕掛けがあるのでしょうか。
後藤楽々キャスター
「なんか始まりました!」
いきなり始まるパフォーマンス。すると!
キャスト
「ハッピーハッピーハッピーハッピー!」
観客
「ハッピーハロウィーン!」
掛け声と共に観客とキャストが大行進。まずは、みんなで声を出して盛り上がれるライブ感。
後藤楽々キャスター
「ハッピーハロウィーン」
キャスト
「恥ずかしがっちゃダメ!」
後藤
「ちょっと恥ずかしい、まだ」
暗がりの通路を進んだ先では、ハロウィーンでおなじみの『トリック・オア・トリート』でお菓子をもらいました。
後藤楽々キャスター
「サプライズ演出がいろんなところで起こっている。ワクワク感がすごいです」
続いては、1日2回行われるショー。会場ではオリジナルの仮面がもらえるんです。仮装はちょっと恥ずかしいという人も、ハロウィーンの雰囲気を手軽に味わえるようにと配布しているそうです。
観客
「テンションが上がってきましたね」
後藤楽々キャスター
「私もこれで自分以外の何者かになろうと思います」
そして、ショーが開幕。約15分間、プロの演奏家たちによる迫力のステージがおこなわれました。するとここでも……
後藤楽々キャスター
「えぇ~!?」
キャストとお客さんが一緒になってダンス。ただショーを見るだけでなく、観客自らが踊ったり声を出したりすることで、ハロウィーンを“思い切り楽しませる”のが狙いです。
後藤楽々キャスター
「だんだん恥ずかしくなくなってきました」
中にはリピーターも。
千葉から着た客
「3度目。ハッチャケられるかも」
館内にはロッカーや更衣室を設置。また、手荷物検査も実施するなど、安心してイベントを楽しむための対策を取っているそうです。
後藤楽々キャスター
「まぶしい~。ここの中だけにある秘密のハロウィーンの世界って感じなんですよ」
後藤キャスターもつい没入してしまいました。
駅チカの美容室では、各地で行われるハロウィーンイベントに行く人をターゲットにこんなサービスが。
アトリエはるか Esola池袋店店長 楠田文香さん
「プロに手軽にハロウィーンメイクをしてもらえるコンセプトでやっております」
駅の近くで手軽に本格メイクができるとあって、ハロウィーンイベントに行く気分をより高めたいという人たちが多く利用しているそうです。後藤キャスターも傷メイクを施してもらいました。
後藤楽々キャスター
「顔にティッシュを貼られている」
ティッシュを使うことで、後でティッシュごと簡単にはがせると言います。たった10分でゾンビ風、傷メイクが完成しました。ティッシュの上に血のりや茶色のアイシャドウを塗るなどして、リアルな傷を表現しているそうです。
後藤楽々キャスター
「自分じゃない自分になれる気がするので、よりハロウィーンを楽しめそう」
ハロウィーンを安全に思いっきり楽しむために。そこにはビジネスチャンスもあるようです。