自宅にいながらプロのシェフから料理が学べる 新サービスを体験取材
購入前に実際に試せる調理グッズの店や、教室に通わずにプロのシェフから料理を学べるサービスなど、食卓をレベルアップさせる新たなシステムを取材しました。
米澤かおりキャスターが訪れたのは東京・港区の新名所「麻布台ヒルズ」。そのなかにある調理グッズの専門店です。
ワイ・ヨット ストア麻布台ヒルズ 瀧川譲司さん
「キッチン道具を実際に試していただける」
米澤かおりキャスター
「お店の中にキッチンがあるって珍しい」
お店で販売する道具は、実際に食材を使いながら試すことができるといいます。例えば、みそ汁一杯分のみそが取れるというマドラー。米澤キャスターはみそを使って体験しました。
道具のこだわりを体感でき、納得して購入できるのがこのサービスのポイントです。
そんな売り場で、今の時期に活躍しそうな調理グッズを発見。その名も『大人の焼魚 炭グリル』。プレートが炭でできていて、まるで七輪で焼いたような焼き上がりになるといいます。
秋の味覚、さんまで試してみました。
ワイ・ヨット ストア麻布台ヒルズ 瀧川譲司さん
「遠赤外線効果でしっかりと中に火が入っていく」
米澤かおりキャスター
「あっきれい!! おいしそう!」
手軽においしく焼き魚が楽しめるという調理グッズ。秋の食卓がワンランクアップしそうです。
続いては、料理スキルをレベルアップさせるため、東京・目黒区のクックパッド本社を訪れました。レシピ検索サイトが始めた新たなサービスが…
クックパッド moment事業部 川村成光さん
「料理のコーチングサービス」
料理教室とは違い、自宅にいながら好きな時間にプロの料理人の視点からコーチング、つまり指導してもらい、技術を習得するというサービスです。
利用者は専用のカメラを家のキッチンに取り付け、課題の料理を作る一部始終を撮影。アプリ上で動画をコーチに送ると、コーチが一人一人に合ったアドバイスをくれます。
米澤キャスターは肉じゃがに挑戦しました。「肉じゃが」はシンプルだからこそ具材の火入れ具合や味付けが問われるといいます。コーチしてくれるのは安藤曜磁シェフです。
まずは、自分なりに作ってみますが、にんじんの大きさがバラバラ。
次に具材を炒めている間に、合わせ調味料を準備しますが…
米澤かおりキャスター
「あぁ、焦げそう!」
フライパンに目をやったら、どこまで調味料を入れたかわからなくなりました。動揺し、なぜか塩をおよそ大さじ1も入れるミスをおかしてしまいます。
20分ほど煮込んで肉じゃがが完成しました。そのお味は?
米澤かおりキャスター
「う~ん。ちょっとしょっぱい」
肉は焦げて硬い食感。にんじんも硬めでした。作り終えたら撮影した動画に、疑問や反省点を録音してシェフに送信。すると、私の動画を見た安藤シェフからアドバイスが。
安藤曜磁シェフ
「お肉を炒めたときに香りが出る。炒めたらフライパンからお肉を取り出しましょう」
お肉は軽く炒めて香りを出したら、炒めすぎないように一旦取り出すのがポイント。
塩は入れすぎ厳禁。でも2つまみ程度を入れることで、野菜の甘みが引きたつそうです。
お肉を戻しておよそ20分。果たして出来栄えは?
米澤かおりキャスター
「うん! お肉が1回目と段違い。柔らかくできています。にんじんの甘みがすごく強くなっています。肉じゃがを得意料理と言っていきます!」